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屋台を引いている時や見向きもされない時に、自分のアーティスト道を考える。
当たり前だが僕は真剣にこれをやっている。
よく交換中に「どうやって食ってるの?」と単刀直入に聞かれるが
ある意味みんながアーティストに向けて思っている素直な疑問なのではと思う。
こういった懐にズバッとくる質問は嫌いじゃないので、
僕も本音で答えることにしている。

大学で卒業制作展なんかがあると、多くの学生は自分の作品の下にメモ帳を置く。
「コメントをどうぞ」という意味だ。
大抵は「来たよー」とか「今度遊びに行こう」といった友人知人からのもので埋まっている。
僕はこれが学生時代から大嫌いだ。
これをやっているうちはアーティストの「ア」の字どころか
一生入り口にも到達できないのではと思っていた。今でもそう。

僕は苦しみながら予算もかけて真剣にアートをやっている。
批判や賞賛、意見交換などもすべて真剣にやりたいと思っている。
袋田の滝入口で異様な雰囲気の古道具屋を経営している薄汚れたおじさんが僕に言った。
「信念を持って続けていれば何も怖くない。」
僕もそう思う。